こんばんは、まるねぇです。
先日質問を普段いただいている「マシュマロを投げ合おう」に、このような質問がありました。
親に社会人になったら自立するよう言われていたこともあり、昇給とキリのいい年になった時一人暮らしを始めました!水道光熱費や賃貸契約、家事と仕事の両立や経済観念等お金には変えられない経験が得られたかと🥰#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/T1C8MGbyT2 pic.twitter.com/lanpZKvkz0
— まるねぇ@純資産3,000万丸の内OL (@marunouchiol_) July 20, 2019
マシュマロの回答は100文字と制限があるので、ざっくりまとめるとまぁこんな感じの感想なのですが、「一人暮らしと実家暮らしについて」は以前もRTでコメントをいただいたことがあったので、今日は改めて「会社の近くで一人暮らしをしてみて気が付いたこと」について記事にしてみたいと思います。
前提
独身の人が一人暮らしを始めるきっかけは、わたしの周りを見ていると大きく分けて3つあるかと思っています。
①進学
②就職
③就職して数年してから自立
①は大学進学等で実家からは通えない距離の学校へ行くために、②は大学進学時には実家から通っていたけれども配属地が実家から遠い場合に、そのエリアに引っ越すことを意味しています。
一方わたしは③のパターンで、就職も実家から通える範囲だったので給与が初めは安かったこともあり、しばらくは実家に住んでいました。
ただ、親からは社会人になって一定の年齢になったら実家から出るように言われていたこともあり、昇給のタイミングで勝手に自分で家を探し、会社までドアツードア25分の距離のマンションで一人暮らしを始めました。
そのため①と②はよくわかりませんが、③を経験したことで「社会人になってからの実家暮らしと一人暮らしのメリットデメリット」についてはわたしなりの考えがあります。
では実家暮らしと一人暮らしについて、まるねぇの考えるメリットデメリットを検証してみましょう。
実家暮らしの場合
メリット
①経済的に余裕がある
実家に住んでいる場合、家にある程度お金を入れているという人も多いと思います。
わたしもそうで、働き始めた始めは毎月3万円、途中からは5万円入れていました。
ちなみに、やはり実家に入れている金額は「月3万円」が一番多く、2万円、3万円とその後に続きます。
(マイナビ「新社会人白書2017」よりお借りしました)
新入社員のころは、大学生のときにはバイトでせいぜい月数万(多くて10万くらい)しか稼げなかったのに、家に入れる金額を考慮しても15万円くらいは自由に使えることに舞い上がってしまい、結構今考えると無駄遣いしていたなぁと思います。
会社に着ていくかわいい服を買ったり、同僚と飲みに行ったり休みは友達や彼氏と旅行に行ったり、好き放題に使っていました。
数年たったら落ち着きましたが、そんな無駄遣いが出来たのも実家暮らしで自由に使えるお金が多かったからです。
ちなみに実家で暮らしていた後半はもう一人暮らしをしようと決めていたので、家に5万入れ、それ以外に毎月8万、ボーナスはほとんど貯蓄して残りのお金で暮らしていました。
月に8万円貯金していたのは、一人暮らしならわたしが住みたいエリアなら最低それくらいはするだろうから、その分のお金がなくても暮らしていけるように練習するという意味もありました。
そのころは結構残業も多かったので、月に25万くらいはお給料をもらっていたのでそれでも全然余裕のある生活が出来ていました。
②洗濯ものは勝手に洗われるし、食事も自動で出てくる
洗濯ものは洗濯かごに入れておけば母が洗濯して干して畳んでおいてくれる、そして夜仕事を終えて家に帰れば食事も温かいものが出てくる。
自分の部屋には掃除機をかけておいてくれるし、お風呂やトイレなどの共用部分の掃除もたまに手伝うくらい。
これをやってくれたら、自分は仕事をしてあとは適当に好きなことが出来ます。
デメリット
①経済観念が身に付かない
先ほどメリットのところで、月に25万円ほど稼ぎ家に5万円、8万円貯金に回して残り12万円ほどで暮らしていたという話をしました。
これだと、例えば5万円のコートを買って、2万円かけて美容院に行き、ジェルネイルに1万円かけ、友人と5,000円の食事に週2月8回行っても暮らせます。
ただ、これは落ち着いて考えたら月25万円の人の生活規模ではありません。
明らかに使いすぎです。
収入に対して自由に使えるお金が多すぎると、それでも暮らせてしまうので節約したり無駄を省こうというハングリー精神が生まれにくいですし、経済観念が身に付きません。
②親との関係がずっと変わらない
社会人になっても、ずっと親と一緒に住んでいるという環境が変わらないので、親と自分の立ち位置もずっと変わりません。
まるねぇの家は割と子供の生活に関与してくるタイプなのにも関わらず、わたし自身は秘密主義であまり自分のことを親に話したくないタイプ(仲が悪いわけではないです。笑)なので、子どものときと同様に「今日は何時くらいに帰ってくるよ」とかいろいろ報告するのがあんまり好きではありませんでした。
また、格安プライスで実家に住み家事も代行してもらっているわけですから、あんまり大きな顔もできませんよね。
あくまで親の家に住まわせてもらっている存在だなぁ、と思っていました。
一人暮らしの場合
メリット
①自分で家を選べる
実家は基本、親が住む場所を決めていますが一人暮らしで自分がお金を出して住むのなら金額的な制約などはあるものの、物件を決める最終権限は自分にあります。
ですので、便利なところに住みたい、○○という町に住みたいなど自分の考え方やスタイルに合わせて家を選ぶことができます。
②嫌でも経済観念が身に付く
家賃を払って生活雑貨を買って、水道光熱費を払って…とマストな支払い額を引いていくと投資や貯蓄、そして自由に使えるお金は案外ありません。
でも、自分の収入が全てですから、なんとかやりくりするしかありません。
また賃貸借契約を自分の名前でしたり、水道光熱費が月にいくらくらいかかるものなのか把握すると、経験値も積めますし「人が暮らしていくのってお金がかかるんだなぁ」と実感できます。
身銭を切るとなんでも身に付きますが、こういう出ていく生活コストも節約しようという気持ちが必然的にわくようになりました。
③親に感謝の気持ちが生まれた
実家にいるとあたりまえのことが、あたりまえではないのだと改めて実感できました。
仕事がいくら忙しくても洗濯しないとストッキングは足りなくなるし、疲れて家に帰ってもご飯はありません。
それは本当に恵まれたことだったんだなぁと仕事が忙しいときに何度も思いました。
また、適度に親と離れて住むことで毎回実家に帰ると温かく迎えてくれる両親のことを大切にしないといけないなぁと思うようになりました。
親に会うのが年に数回という方も一人暮らしの方では多いでしょう。
わたしはここ数年、親が会うたびに段々年老いてきたなぁと思うようになりました。
あと何回、元気な両親とお盆やお正月が過ごせるだろうか。
あたりまえの存在があたりまえでなくなるときも、いつか来てしまうんでしょうね。
最近はふるさと納税でもらった高い食事券をプレゼントしたり、自分にできることを少しですがするようにしています。
④フットワークが軽くなった
以前実家に住んでいたときは、実家から職場はドアツードアで1時間半ほど掛かっていました。
朝も早く起きないといけないし、夜もなかなか家に着かないし、睡眠時間も毎日5時間くらいで今から思うと疲れやすかったなぁと思います。
今はせまーい部屋ですが、都心に住んでいてアクセスがいいので気軽に人と会ったり行きたいところに行けます。フットワークが軽くなったと思いますね。
あと、会社まで歩いても行ける距離に住んでいるので満員電車から解放され、睡眠時間も増え精神的にも肉体的にも健康になったと感じています。
まとめ
気づけばとっても!長文になってしまいましたが、一人暮らししようかな?会社の近くに住むってどんな感じなんだろうと気になる方のお役に立つと幸いです。
また、個人的には一人暮らししてみてよかったと思っていますが実家暮らしがダメと言っているわけでは決してありません。
一人暮らしをしなくても経済観念を鍛えたい人にはスクールでマネーリテラシーについて学んでみるのも一案ですよ!
無料体験講座だけでも、とっても勉強になりました!
考え方のエッセンスなど学べるのでぜひ気になった方は行ってみてくださいね!
まるねぇの体験記事もあります!興味があるかたはぜひこちらも。
Enjoy your day!まるねぇでした。