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「トラリピ世界戦略」が気になる3つの理由

こんばんは、まるねぇです。

今年2月からリスタートした、トラリピ。

マネースクエア ポケトラアプリ用

記事にした通り、カナダドル円の買いから始めて、現在はレンジアウト(想定していた為替レートから外れて)してしまったため、ユーロ円の売りで継続しています。

40万円から始める~トラリピ収益見込み年利18%!!こんばんは、まるねぇです。 実はTwitterではたまーにつぶやいたりしていましたが、2月から久しぶりにマネースクエア社のFX自動...

以前記事にしたときは5月半ばで、そこまでで発生していた利益は27,403円。
その後69日に30万円追加し、現在での受取利益総額はこのように成長しています。

各月小計
2 3,000
3 9,000
4 9,381
5 9,675
6 14,702
7 11,207

合計で56,965です。(2022年7月25日現在)

今トラリピの預託証拠金は818,566円となっていますが、実際にわたし自身が入金したのは761,601円です。

下のわたしのアプリのスクリーンショットを見ながら確認していただけるとわかりやすいかな?

818,566円(預託証拠金)-761,601円(私が入金した額)=56,965円(今までに発生した利益)ですね。

ざっくりの概算ですが、約半年運用して年利が約15です。
(わかりやすいように当初から76万円投資していたことにして計算してこの利回りなので、当初は40万円の運用額であったことを正確に計算するともっと利回りは上がるはず)

ここまでの利回りは正直期待しておらず、ロスカットにならないように十分に余裕を持たせた設定で運用しています。先ほどのスクリーンショットを見てもらえればわかる通り、100%を切るとロスカットのところ、わたしの証拠金維持率は3,000%30倍!)近いです。

それでここまでの好成績を収めることができましたし、半年経ってこの通貨ペアの運用にも少し慣れてきたことから、他の通貨ペアも考えてみてもいいのかな?と最近考えています。

「トラリピ世界戦略」とは

「トラリピ世界戦略」は、マネースクエア社が6月にリリースした戦略で、プロのストラテジストの方々が考えてくれているトラリピのトラップ設定方法です。

特徴的なのが、3つの通貨ペアを組み合わせた設定になっていること。
各通貨に100万円ずつを投資する300万円スタートが標準モデルとなっています。この金額を用意できる人なら、口座を開設してお金を入金さえすれば、あとはボタンをポチっと押すだけでトラリピの設定までできるようになっていることには驚きました!
(これはいちいち計算したくない、わたしのようなめんどくさがりやさんにはぴったりですね)

具体的には以下の3つの通貨ペアで構成されています。

★ドルカナダ(米ドル/カナダドル)
★ユーロポンド(欧州ユーロ/英ポンド)
★オージーキウイ(豪ドル/ニュージーランドドル)

トラリピは一定の値幅の範囲内でうろうろしてくれると、利益が発生しやすい(「レンジ相場」)のですが、この3つの通貨ペアはみんな隣国同士、そしてレンジ相場を形成しやすい組み合わせとなっています。

ほんとにそうなのかな?ということで、直近約10年のレートを見てみます。
左上がオージーキウイ、右上がドルカナダ、左下がユーロポンドで、赤いボックスで囲まれている部分がレンジ相場になっていることが確認できます。

一方、右下は米ドル円のレートで、青いボックス部分が右肩上がり(トレンド相場)であることが確認できます。これはボックス相場になっていないので、少なくとも現時点ではトラリピ向きではないことが確認できます。

出典:マネースクエア社FXチャート

ということで、この3つの通貨ペアがレンジ相場であるのは、上記の表で確認できました。
では、どれか一つの通貨ペアに全額入れてしまえば楽なのでは?という気持ちがついついわいてしまいます。(まためんどくさがり発動)

でも、この3つの通貨ペアに分散させた方が効率的な理由が3つあるんです。

①評価損の推移が比較的ゆるやかになる

上記の3つの通貨ペアは、たくさんある通貨ペアの中でも相関性が低い組み合わせになっています。

下の図はマネースクエア社から公表されている、3つの通貨ペアの相関性を表で表したものです。

相関性は正の相関だと比例して動く感じになり、負の相関だと反比例して動く組み合わせです。これら3つの通貨の相関性は、どれもグラフの真ん中あたりで動いているだけで、正の相関も負の相関もあまり大きくありません。

つまり、どれか1つの通貨が何かあって大きく動いたとしても、他の2つには影響があまりない可能性が今までの過去のデータを見る限り高いということが確認できます。

ということは、何かの理由があって急にどれか1つの通貨で大きな評価損が出ても、それ以外の2つの通貨の運用をしていることで、評価損が平準化されて、緩やかになる傾向があるとも言えるでしょう。

トラリピは制度設計上、常に評価損を抱えることが多い商品です。
評価損は将来の利益を生み出すには必要なのですが(かがんでジャンプするイメージ)、あまりに評価損が大きすぎると心理的につらくなるかもしれません。
それに度が過ぎるとロスカットになってしまうかもしれません。

わたしたちが仕事や家事、プライベートなどで忙しいときにもチャリンチャリンとお金を生み出してくれる装置とするために、心の平穏を保てるようにしておくことは大切ですね。

②日々の利益確定の確率が上がる

①とも少しリンクしていますが、相関性が低いことでこれら3つの通貨ペアが異なる動きをするので、毎日利益確定する確率が上がります。

例えば、利益率がバックテスト上3つの通貨ペアで高いのは、オージーキウイです。
とはいっても、常にオージーキウイが動いているわけではないので、動きが停滞してしまったり、想定レンジを外れてしまったりして利益率が下がってしまうこともあります。

現に、2022年7月現在で、直近2ヵ月はオージーキウイがコアレンジ(トラップを多く仕掛けているエリア)から外れてしまっています。

上の方にぴょーんとグラフが伸びてしまっていますね。
この薄い青色エリアも、トラップの設定はあるものの、濃いエリアよりはトラップの数が少ないので、利益が発生する可能性が必然的に下がってしまいます。

出典:マネースクエア社FXチャート

でも、このときに、トラリピ世界戦略でトラップを設定していると、他の2つの通貨ペアで利益確定が発生するので、助けられることになります。

2022年6月のパフォーマンスを見ると、オージーキウイのリピート回数に比べて、ドルカナダとユーロポンドの合計リピート回数が2倍程度になっていることがわかります。確定利益も2倍弱です。

あまりに利益確定が発生しないと、機会損失ですし、何よりもつまらない…。
なので、どれかの通貨の調子が悪い時は、他の2つの通貨ペアにヘルプしてもらう、お互いに持ちつ持たれつの関係を持っておくのが良い結果を生みそうです。

③地政学リスクを分散できる

トラリピ世界戦略の3つの通貨ペアは、各々が隣りあった国同士だというお話は既に触れましたが、エリアが実は分散しています。

★ドルカナダ(米ドル/カナダドル)⇨北米
★ユーロポンド(欧州ユーロ/英ポンド)⇨ヨーロッパ
★オージーキウイ(豪ドル/ニュージーランドドル)⇨オセアニア

そのため、何か良くないイベントが起こった際のリスクを軽減することができます

今まさに真っ最中のウクライナ侵略はヨーロッパで起こっていますが、少し前にさかのぼると2011年にはニュージーランドで大きな地震があり、2001年にはアメリカで同時多発テロもありました。

また、エリアが違うということは取引が活発になる時間帯もずれますし、為替に大きな影響を及ぼす各国の政策金利発表や要人発言などの時間も、必然的にずれることになります

これらを分散することができるのも、魅力の1つなのかなぁと考えています。

お金なくても、トラリピ世界戦略を始められる方法

このように色々考えてみればみるほど、魅力的なトラリピ世界戦略。
しかし…、バックテストとか、設定を考えてくれているプロのストラテジストの方々の想定は各通貨100万円、トータル300万円!

わたし、育休中で、あんまりお金ない。。。苦笑

今の運用資金76万も頑張って捻出している。。(笑)

まあわたしのことは置いといたとしても、300万円いきなり準備できないなぁという人も多いのではないでしょうか。

そういう人はどうしたらよいのか、図々しくもマネースクエア社さんに聞いてみました。
お金貯めてから出直してこい!と言われることもなく(優しい。神)、そういう場合はまず1つの通貨ペアから始めてみるとよいですよ、とのことでした。

順番としては、オージーキウイ⇨ドルカナダ⇨ユーロポンド、がおすすめとのこと。
オージーキウイは高パフォーマンスなので、利益確定がしやすいことから、それで資金を貯めていき、だんだんトラリピ世界戦略の想定に近づけていくという形をとれば良いそうです。

確かに、そうすればトラリピ自身がお金を増やしてくれている間に、自分も月2万とかずつ入金していくこともできますしね!

まるねぇ自身今後「トラリピ世界戦略」どうする?

わたしも気になっているのですが、お金がそこまでたくさん現時点では投入できない(涙)ので、まずは少しお金を準備してから、オージーキウイを皮切りに徐々に「トラリピ世界戦略」に取り組んでいくことを考えています。

特にわたしはマイナススワップが発生するのが苦手!なので、今行っているユーロ円売りの取引に加えて、プラススワップになっているオージーキウイ売りから入ってみるのがよいかなぁ?と。

今ちょうどトラリピ世界戦略のオージーキウイでも、売りのゾーンにいますし。
この図がトラリピ世界戦略オージーキウイの設定で、青い部分が売りです。

今現在(2022年7月26日)のチャートに落とし込んでみると、こんな感じ。

さあ、皆さんはどうされますか?
少しでもご参考になったらうれしいです!

本日もお読みくださり、どうもありがとうございました。
気になったから、トラリピはじめてみようかな?という方は、こちらから。

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Enjoy your day!
まるねぇでした。