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配偶者に不動産投資に関する借入を嫌がられたらどうするか?

こんばんは、まるねぇです。
さて、少しご質問いただいてから間が空いてしまい恐縮なのですが、マシュマロ(質問箱)にご照会があった内容につき、少し今日は深堀りしてみたいと思います。

ご質問はこちらです。

はじめまして。まるねぇさんはブログなどはご主人に秘密にされていると書いていますが、
投資や不動産購入時の借り入れ金があることはご存じですか?

わたしも一軒マンション投資をしながら賃貸に住んでいます。

今度結婚が決まったのですが、彼氏は基本借財に反対です。住むための住宅ローンとかは別のようですが。

そのため投資としてマンションを購入した約1,000万円の借入に理解を得られず、困っています。

まずは質問者さん、この度はご婚約おめでとうございます!

そしてこの「パートナーに投資を反対される」問題は、投資をしている人からよく聞くお話でもありますね。

少し前にさくっとTwitterで回答していたのですが、字数制限があったのであまり深く触れることができませんでした。

 

ですので以下でわたし個人の事情と意見をまとめてみたいと思います。

夫はわたしの投資・借入を知っているか?

わたしと夫はもともと仕事の関係で知り合い、付き合うまでの間が結構長く4年くらいありました。

このことは過去記事でも触れています。

私事ですが…結婚しました♡こんばんは、まるねぇです。 最近ブログの更新頻度が下がってしまっており、楽しみにしてくださっている方(いたら…笑)には失礼しました><...

わたしは投資については友人、親にも話さない主義ですので当然彼氏時代の夫も知りませんでした。

ただ、付き合ってからは何となく「彼と結婚するんだろうなぁ」と思っていたので、投資をしていることや不動産投資のことはさらっと言いました。もともと投資好きであることは早々にバレていたので、特段驚きもされませんでした。(好きなものは「利回りと不動産だ」と付き合ってから公言しており、ネタにしていました

ただ、投資については「米国株式に投資している」「日本株式を持っている」ということくらいは知っていますが、具体的な銘柄や投資総額は知りません。

結婚前の資産は万が一結婚後離婚することになってもわたしに付随するので、彼に詳細まで明かす必要はない、と思ったからです。
(離婚するときには一般的に「婚姻中に共同して形成した資産」が折半の対象となります)

なので、逆に彼がいくら結婚前に投資していたのかも知りません。

一方で結婚前に買っていた不動産のローンがあることと、その金額はしっかり伝えました。
結婚前に購入していても結婚後にローンを返済していくと、婚姻中に支払った分は「婚姻中に共同して形成した資産」にあたる可能性があると思いましたし、株式は最悪価値がゼロになるだけですが、借入はマイナスのキャッシュフローだからです。

ただ、ローンには全て団体信用保険を付けているのでわたしが万が一亡くなった際には負債は全て支払い義務がなくなること、そして担保となる不動産があるので、相殺すれば今のローン額の一部しか負債にならないことも併せて伝えています。

あ、あとTwitterで書いた通り不動産の負債で何かトラブルがあったら、「離婚してくれて構わないよ」とも言ってます。苦笑いされました。笑

彼には折あるごとに各物件の場所や家賃についても伝えていますし、上記を理解してくれているので「ご自由にどうぞ」というスタンスで特に反対はされていません。

でも逆に言えば彼自身は自分でやりたい、とは思っていないようで「自分で買いたい」と言ったこともないですね。わたしも彼自身にも買ってほしいな、と思ったことは特にありません。

不動産投資に係る借入に反対する夫をどう説得する?

冒頭で述べたようにこの「パートナーに反対される問題」は非常によくある話で、投資仲間からも「(既に投資している今でも)反対されている」という話を聞いたことがあります。

「買う」と決めていたのに、奥さんの反対にあって白紙に戻ってしまう、なども多いです。

これらはよく「妻ブロック」「嫁ブロック」「彼女ブロック」と言いますね。

じゃあこれをどう説得したらいいのか?
正直、速攻で効く「説得方法」はないと思います。
子どもならまだしも、大人の他人を変えることは不可能だからです。
その人を変えたいという思いがあるなら、自分を変えるしかありません。

ではどうやって自分を変えるのか。その人に対するアプローチを変えるしかありません。

借金が嫌というのは、一般的な日本人であれば当然の思考です。
子どもの頃から「人にお金を借りてはいけない」「貸すならそのお金はあげたと思え」と育てられ、借金は悪だと教育されます。
どんどん人からお金を借りろなんて言われたことはありませんよね。

ビジネス上の観点で考えれば「借入して支払う金利よりも、その借入金で行う事業の金利がプラスなら借りた方がお得」であることは明らかです。
でも「借金は悪」という考えは子どものころからの刷り込みなので、頭ではビジネス上のメリットを理解できても、「なんか借金自体が嫌」という気持ちになってしまう人が多いのは分からなくもありません。

ですから、理詰めであなたが説明しても相手が「そっか~」と100%納得してくれることは恐らくないでしょう。折を見て収支計画などを見せ、「今年はこれだけ家賃で収入があったよ」などと投資として成功していることを示していって、徐々に納得してもらうしかないと思います。

今回の質問者さんは既に結婚前に購入していますから、ある意味ラッキーです。これが結婚後の購入を目論んだりすると「夫ブロック」に遭ってしまったりするので、ひっそりだまって買うしかなくなります。

実際に奥さんに内緒で買っている人も聞いたことがありますが、夫婦で無駄に秘密を持つのもなんだかな、と思います。

ただ、質問者さんもわたしが説明したように団体信用保険が付いているならそのことと、相殺した場合の負債額、そして最悪の場合は離婚してもらって構わないという位の気概は持っておいたほうがいいのかな?と考えています。

とは言っても、1,000万円の借入ならわたしの7,000万円の負債よりとっても返しやすいですから、いつかきっと応援はしてくれなくともご理解を得られるのではないでしょうか?

少しでもお役に立てば幸いです。

結婚前、結婚してからも読んでおくとよい本

今日は久しぶりに長文となりましたが、お読みくださりありがとうございました。
最後に質問に答えていたら一つお伝えしたいことを思い出したのでオマケです。

結婚しても、あまり考えたくはないですが3組に1組は離婚するのが今の日本です。
わたしの周りにもバツイチの人、再婚して幸せになっている人、いろいろな離婚経験者がいます。

そんなときに問題になるのが、子ども、そしてお金です。

そんな「離婚するときのお金」ですが、夫婦の収入に大きな差がある場合に気を付けないとなかなか離婚もできないのにお金だけ取られてしまうケースというのが発生します。

知識として知っておいて損はありませんので、結婚前、結婚後でもこちらの本をご一読されておくとよいと思います。

わたしも結婚前に読みましたし、妹の友人で夫の浮気が発覚した子にも勧めました。笑

Enjoy your day!まるねぇでした。