こんばんは、まるねぇです。
今日は、先日Twitterで見たつぶやきから感じたことを書いてみたいと思います。
そのつぶやきでは
「資産形成のためには、楽しみの先送りが必要。どれくらい我慢できるかが将来を決める」
と言われていました。
これに対して、その通りだなぁと思う一方、ちょっと違うところもあるようにわたしは感じました。その違和感について分解してみます。
資産形成には長期的目線が必要
ではここで、あるシチュエーションについて考えてみましょう。
ふらっとウィンドウショッピングをしていたら、とってもかわいいバッグを見つけた。お値段は5万円。
さあ、買う?どうする??
なお、現在バッグは十分持っていて、特にあたらしいバッグを買う必要性はない。
この時の断面で考えれば、満足度が高いのはこのバッグを見つけたときにバッグを買うことです。
ですが、必要(Need)ではない、ただほしい(Want)だけのバッグを買うことで得られる満足度はこの瞬間がマックスで、その後は徐々に減って(逓減)していきます。
これは、経済学的には限界効用逓減の法則といいます。
(一応わたしは経済学部卒なのです。)
一方、この時は必要ではないからとぐっと我慢し、バッグに投じるはずだった5万円でバッグを販売している会社の株を買ったとします。
利回りが3%だったとしたら、年に1,500円の配当がもらえますし、自分が一目で「かわいい」と思うバッグなら大人気で売り上げがあがり、一年持っていたら株価は5万円になるかもしれません。
そうしたら、その株を売ってその値上がり益だけでバッグが買え、手元にはバッグを買おうと思っていた資金5万円がまるまる残ることになります。
(計算を簡略化するために、税金は考慮していません)
そのため、長期的に見ればバッグを5万円で買うだけよりも、5万円でバッグメーカーの株を買い、値上がり益でバッグを買ってさらに手元に5万円残る方がきっと、満足度が高いということになります。
ただ、では全てのことを先送りしてまず投資すれば満足度を高められるのか?というと、それはそうでもないなと思っています。具体例を次のパラグラフで挙げてみます。
その時しかできない経験にはお金を使うべき
昨年人気を博したこちらの本を読んだときに、とても心に残るエピソードがありました。
例えば、今からもう一度大学に入ろうと思えば入ることはできますし、勉強もできます。
でも、高校を出たばかりのフレッシュな気持ちを持っている同級生とおなじようにはしゃいで、サークル活動をすることは難しいかもしれません。
友達と合コンに行って、イマイチだったねと文句を言うこともできないでしょう。
経験や年の功を、なかったことにして取り組むことは、もうできないのです。
また、この旅行のエピソードと関連があるこのお話も併せてお伝えしておきます。
わたしも社会人になって間もないころ、母と2人でトルコ旅行に行ったことがあり、このことは、今でもたまにわたしたちの間で話題に挙がります。
今ではトルコは、少し政情が不安定になってしまっています。また、世界的に新型コロナ感染症がまん延していることで、以前のように気軽に海外旅行に行くことは難しくなってしまいました。
独身だったわたしも夫と子どもがおり、母も年を取ったので、2人で予定を合わせて海外旅行に行くことは、きっともう難しいでしょう。
○○だけ、ではなくバランスが大事
この記事には答えは実はなく、バランスをうまくとって生活していくことが、個人の価値観が明らかになり、試されるポイントなのかなと考えています。
一番ダメなのは、何にも考えずに行き当たりばったりにお金を使ってしまうことです。
どうすれば自分の満足度を一番高めることができるのか、一度考えてから資産運用に取り組んでみませんか?
お金について考えたいとき、手助けしてくれるツールの一つはこちらの無料セミナーです。
証券会社や銀行のセミナーではなく、中立的なマネー教育専門スクール主催なので、特定の金融商品を勧められたりすることは、全くありません。
セミナーのクオリティも高く人気なので、「よかったら入ってね」という感じで、 強い勧誘などもなかったので、とても好印象でした。
わたしが参加してみた際の体験記はこちら↓
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本日もお読みくださり、どうもありがとうございました。
Enjoy your days! まるねぇでした。