こんばんは、まるねぇです。
先日ご紹介した、証券会社が運営しているクラウドファンディング「クラウドバンク」。
口座開設が無事済み、さっそく投資をしてみましたのでご報告です。
投資したファンドは…!
上場企業事業拡大支援ファンド第98号です。
今さっき申し込んだところなのですが、わたしが応募したときは84名だったのでこの数分でもう2名増えてますね。すごいスピード。。
どんなファンドなのか、そしてわたしが魅力を感じたポイントについてご説明したいと思います。
ファンドの概要
ファンドのスキーム(全体の作り)はこんな感じです。
JASDAQに上場している会社の100%子会社がこのファンドで調達した資金の貸し付け先になります。
(ちなみにクラウドバンクの会員だけこの「JASDAQに上場している会社の名前」を別途確認することができます。わたしもチェックしました。(ここには書けないけど。。)
その会社からさらに、不動産保有のみの「特定の目的を持った」会社(SPC)に対してその資金を融資します。
SPCは合わせて銀行からもお金を借ります。
なお、SPCは特定目的会社という「会社」なのですが、目的が限られており実際の社員などはいない投資専用の事業体です。
そのSPCが原宿にある建物とその建物が経っている土地を購入します。
その土地と建物を改装などして価値を高めて、商業ビルの開発業者などに購入時より高い値段で販売するのがこのプロジェクトのゴールです。
お金を返すときは、借りるときと逆の流れになります。
SPCから銀行にお金を返すのと合わせて、JASDAQ上場企業の100%子会社に返済。
そしてそのJASDAQ上場企業100%子会社がクラウドバンクに資金を戻します。
まるねぇが投資した理由
①融資先が上場しており、一定の品質が担保される
厳密には融資先企業の100%親会社ですが、連結で考えると財務上は同じなのでまとめて考えます。
JASDAQや東証一部、二部などに上場するには複数の厳しい条件をクリアすることが求められ、かつそれを上場時だけでなく常にキープしておく必要があります。
さらに財務諸表などの情報開示も定期的にすることが必要となるので、必然的に一定の品質と透明性が担保できます。
どうしても働きながら投資をする場合、ゼロからファンドの融資先企業の詳細情報までリサーチをするのは時間がかかりハードルが高いため、この縛りは調査の手間を軽減させてくれるプラス効果ととらえました。
②JASDAQ上場企業の「連帯保証」がある
いくらファンドから見込まれる投資利回りが良くても、元本が戻ってくる可能性が低かったら全く意味がありません。
このファンドでは、万が一クラウドバンクのファンドから借り入れをしている企業がお金を返済できなかった場合にも、親会社であるJASDAQ上場企業がお金を返す義務が課されているため、元本が返済されない可能性はかなり低くなると考えています。
③投資期間が11か月と1年未満である
クラウドバンクは今まで融資元本回収率が100%ですので、あまり心配はしていませんがクラウドバンクのファンドへの投資は今回が初めてです。
そのため、1年未満のファンドをまず1号案件としてチョイスしてみました。
財務諸表上、1年が「長期」と「短期」の境目となり勘定科目なども変わります。
わたし個人で財務諸表を付けているわけではないのですが今回はお試しで「短期」となる11か月案件にしてみた、ということです。
(簿記の知識なので、分かりにくかったら読み飛ばしてください。。)
今日もお読みくださり、どうもありがとうございました!
気になる方は同じファンドはタイミング的に難しいかもしれませんが、他にも魅力的なファンドがたくさんあるのでよければ投資を検討してみてください。
あと、ファンドの概要は口座開設をしていなくても見ることができるのですが、融資先などの詳細情報は会員にならないとみることができません。
口座開設は無料ですので「どんなファンドがあるのかしっかり事前にチェックして投資するかも決めたい」という人は、口座開設だけまずしてみて判断されるのもよいかと思います。
今後もまた定期的に運用報告をさせてください!
Enjoy your day!まるねぇでした。